2017年

4月

11日

日曜講座なるものを

始めてもう10か月。1回会場のカフェのオーナーがインフルにかかったので中止しましたが、なんとか月イチのペースで開催しております。中身は従来の研究をわかりやすく、かつできるだけ画像を用いてお話するもので、これがけっこうキツい。今月のゲイシャの話でも論文を書いた際には全く画像は掲載しておりません。たまたまへんてこな研究発表会に出た際に画像を少々集めたことはありますが、1時間以上話すとなると相当の分量が必要になります。するといろいろの発見があるもので、今回は1900年のパリ万博に出演した新橋烏森芸者一行の画像が入手できました。国会図書館にもない小冊子で『洋行みやげ』というものですが、なんと「国文学研究資料館」なる組織のアーカイブズで提供されてました。全部ではないのですが画像があるだけ助かります。(聞き書きは「明治百話」などで読めます)さて、フジヤマ・ゲイシャのゲイシャはオペレッタ「The Geisha」から広まったものであるという話で1時間。CDでAmorous Goldfish とChonkina という唄を聴いてもらい、チョンキナがどんな遊びの唄なのかを縷々説明いたしました。まあ、熱心に聴いて頂けたこと。私も勉強になりましたです、ハイ。来月は土用丑の日の「丑湯」と「丑湯祭り」についてお話する予定。今日は雨降りで外の作業も出来ないので丑紅の画像などをセレクトしております。

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2017年

4月

04日

1年経ちました

引っ越しから1年。何かやる気が出ず、論文も1本書いただけ。ま、ぐだぐだと日を送っておりましたが、幸い月イチで観光学の日曜講座を開くことになり、従来発表した論文のパワーポイント化や資料の整理(というか発掘)が少しずつできました。その資料整理の過程で、現在「カンバス バンガロー製作所」の資料集めに取り組んでおります。5月には長崎で2週連続で史料集め、次いで特許庁での資料集め、と形になりつつあります。今年は研究学会の方で発表する予定。

さて、来週は「ゲイシャ」の講義。シドニー・ジョーンズのオペレッタのアリアを聞いてもらうことにします。

2016年

6月

06日

ようやく研究が

ようやく研究が…

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2016年

1月

21日

気が付けばもう1月下旬

2校やらE/Sの作成やらでいつの間にか1月下旬。講義もあと僅かで終了。S短は2科目、T大は1科目の試験、1科目レポート。K学院はレポートのみ1科目。昨日K学院の最終講義後、図書館で朝日の縮刷版を熟読。観光列車のハシリである「回遊列車」がヨミダスの明治29年にあったとの情報があったので(N君からだが、実は手持ちにあった。)その分を朝日で確かめようというワケ。ヨミダスは8月となっていたが、7月の広告で発見。中に「例年のごとく」と書いてあるので、こりゃ何じゃ、と前年・前々年を辿り、ついに明治25年まで遡ったのでありまス。いやー、収穫、収穫。ところで、イミダス掲載の8月分は見落としたので、次回もう一度トライしてみることにいたします。やれやれ、これで「観光列車」の基礎データが整い始めたゾ。

 

2015年

12月

06日

今年もあとわずか

日本医史学会と日本観光学会にやっと出席できました。観光研究学会は観光学会と同一日程だったので出席できず。日本医史学会では今年もこの1年の物故会員に黙祷。これでも若手なので、何か投稿するようにとお勧め頂いた。観光学会は若干運営に問題はあったものの、100名を超える人数でまあうまくいったと評価できる。K先生ご夫妻に感謝。しかし、金土日とでかけると疲れます。トシかしらん。

さて、来年度のみの非常勤になりそうなので、また引っ越しを企てねば。K学院大の図書館で朝日新聞の明治期からの縮刷版を発見。これは役に立ちそう。県立図書館にもないものがこんなところにあるとは。見直しました。

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2015年

11月

07日

やっと締切に

2本とも間に合いました。ともに紀要論文ではありますが、O観光大学はすぐにPDF化して掲載されるので、外からも読まれているようです。S短大のはどうなってるんだかCiNiiにもさっぱり反映されてない状況です。能力の差かはたまたやる気のせいか…。それにしても年間2本程度と思っていたら、今年は特にキツかった。いずれこのブログにアップする予定ですが、平安期を中心とする漢文日記を読むのが大変でした。鹽湯の先行研究はあるにはあるものの、史料大成なんだか、大日本古記録なんだかの別が書かれてないし(どうも変わった学問分野と見えます)、一応両方を読むことに…。いやー、しんどかった。

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2015年

7月

23日

どうにか紀要の恰好が…

定まってきました。なんせ、平安時代(1023)から明治年間までの鹽湯治だの鹽湯だのの用例をまとめようというのだから、まあ大変。既存(というか、昔集めた)の資料に加えて、未見のものを掘り起こそうとするから、大変さは予想はしていたが、まあ、疲れること。問題は字数ですな。9ポイントの本文だからなんとか10枚を少し超える程度で収めたいけど、さてどうなるか。整理を始めると、あの資料はどこに行ったかな、あれ、奥付がとってない、だのぽろぽろ欠陥が出てきてさあ、大変。でも国会図書館のデジタルライブラリーで見ることのできる史料もかなりあるので大助かり。問題はネットへのアクセスで、なんだかここ数日調子が悪い。ひどい時には1分ももたずにダウン。お天気のせいですかな。

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2015年

5月

23日

観光学会の合同研究発表会のネタ

自宅の近くで開催されることでもあるし、出席してみることに。ついてはなんぞ発表しなけりゃ、ヨソの学会さんに失礼やろ、というわけで「海水浴研究におけるチェックリストの必要性について」という妙なタイトルで発表をする旨の申し込みをいたしました。チェックリストというよりは、「こんな資料を使って論文書いたら恥かくよ。」という参考資料の示唆(つーか、厳しい指摘・追及)なのであります。

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2015年

5月

23日

国際観光論のデータ

富大で講義を始めて2年目になるが、とにかくデータが古いので困ります。昨年はUNWTOから資料を買い込んだ程度だった(それでも100ユーロ以上かかりました)のですが、今年はグローバル・ノートからも、他のWEBからも積極的に取り込んでおりますが、これがけっこう大変。でも、自分の勉強にもなるので、ウンウン言って探します。

Le tourismeinternational en France ( Data.gouv.fr)は仏語でしか記述がなく
Entradas de turistas segun Pais de Residencia(Instituto de estudios turisticos)は英語版がなかなか出なくてもう大変。







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2015年

5月

21日

尾小屋鉱山と横山家

小松市にあった銅山です。加賀八家のひとつ横山家が開発し、ご一新後の金沢の経済を支えていたそうです。ここの古い写真をお持ちの方と、何か企画展でもできないかという話が出てきております。

鯛生金山が地底博物館に生まれ変わって脚光を浴びてるのに、ここはひっそりとしております。やっぱ、何かしかけなくっちゃ、ですよね。

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