公開講座「学都石川の才知」講演内容できました

マレーのハンドブックの表紙です。実はこれ、1913年発行の9版なんです。手許にあるのは1891年の第3版なんですが、金文字が消えてるので、こっちをパクリました。パワポでおめにかけるだけではちょいとモッタイナイので、金沢では見られない稀覯本を展示することにしました。後期からは国立T大学で非常勤講師をやるので、はずみがつくものと思います。

講演内容は『戦前の英文ガイドブックに見る金沢(石川)の観光資源~金沢は外国人にどのように紹介されていたのか~』であります。主要ネタとしてはマレーのハンドブックと旧JTBのHOW TO SEE KANAZAWAだったんですが、マレーのハンドブックの全体(初版~9版)も紹介したかったし、東亜英文旅行案内もテリーの日本帝国案内も見せにゃなるまい、とて、娘の手を煩わせてコピーを取りまくりました。金沢横浜、金沢東京各1回ずつ出張りました。お蔭で資料はほぼ万全。P/P42枚、シャベリの原稿1万2千字ですからまあ、時間を持て余すことはないでしょう。