イトーとLewisの採集旅行

確か、資料が入手できた時にブログに載せたと思ったが、出てこないので再度(のつもり)書き込みを。George Lewisなるアマ昆虫学者が明治14年に伊藤鶴吉を通訳に、小樽から長崎あたりまで昆虫採集をしたらしいのであります。それも甲虫類ばっかし。北大の博物館報に入国・出国の日が自信ありげに書かれているので問い合わせたところ、速攻で回答がありました。ついでにイザベラ・バードのお供のあのイトーがルイスの通訳だったのか、出典は何じゃ、と質問されました。いーねぇ、こういう反応の速いヒトが好きヨ。少々ダンボール箱を引っ掻き回してこちらも回答いたしました。「クロー 日本内陸紀行」というのに出てます。但し、LewisではなくL氏夫妻となっとりまス。(どうも、どこからこの資料に辿りついたんだかよく覚えていない)鶴の字は植物ばっかじゃなく昆虫採集までやっとったんですナー。いやいや、昔の通訳も大変だったのネー。この件については競争相手は他に2人しかいません。京大の金坂と弘大の高畑だったかな。ここらでうんと差をつけとかねば。