耶蘇考①

寡黙な義父(おかげで津軽弁も女言葉しか上達しませんでしたワイ)が時折話してくれた中に、やっぱり耶蘇の話が出てまいりまして。どうも救世軍ではなかろうか、と思うのですが、太鼓叩いて唄を歌って布教してる後ろに悪童どもがくっついていたらしいのであります。「ヤソを信ずる者は、皆救われん」というのを「ヤソを信ずるバカ者は、皆くーたばれー」といっておったんだとか。(ウマイ!っちゃ、殴られるかな?)

大正半ばのオハナシです。(ああ、どこぞのアホたれの観光学の教科書に「大正半ばにブラジル移民の母国観光団」なんて記述がありましたナー。明治末年に入植してるのに、10年も経たんうちに「母国観光団」はないだろう、といつも蹴り倒しておるのですが(「宮さん、許せ!」ナニ、解らん?)、これをまた丸写しにする参考書もあって、困ったモンです。え、編者?なに、某観光大学の客員ハゲ教授ですワイ。