ゲイシャ、完成

完成と言えるほどのデキではありませんが(謙遜)なんとか完成に漕ぎつけました。当面の目標であった、セントルイス万博のアホ論文をシバキ倒したので、まあ、良しといたしましょう。日露戦争の真っただ中で、船会社は全部召し上げられてるのに、アメリカ船を値切りまくって万博の荷物を全部輸送し、イメージ向上のためにルーズベルトに「武士道」を読ませて、かたわら債券を売ってるのに、何が「ゲイシャで日本のイメージ形成」だ、馬鹿言っちゃいかん。平和ボケするとこんな論文までネットに載るから怖い(選ぶ方も選ぶ方だけど、ネ)。でも、いろいろ勉強になりました。三田村鳶魚の「江戸芸者の研究」も読んだし(いやー、読みにくい文章でした。オッサン、博識だったけどあまりアタマがよくなかったと見える。)、買い集めた本の棚卸の感がありまス。ゲイシャとペリクレスの愛人、アスパシアの対比が気に入りました。立教の総理、イキなこと言うじゃないの。