まだまだ「しほゆあみ」

土日をかけて、ようやく国歌大観の整理ができたので、和歌と漢文体(純然たる漢文じゃないので)の日記を編年体に組み合わせたら面白いんじゃないか、と考えついて表に並べ始めたら、サア大変。年代の確定してるのは他にもあるし、そいつを入れないテはない、と入れ始めたら、モット大変。10年近くかけて集めてきた資料がやっと陽の目を見る!(たった一行なんですけどネ)。73件の90例くらいあって11世紀初頭から幕末までラインアップ。東北アジア学会の基礎資料には惜しいくらいのデキなので、どこかで発表しようか、と。表の中身だけでも6,000字くらいあるので、能書きを加えれば12000字はカタイ。無理をカマシますかなー。久々に静岡で集めた資料を読み返したら、駿國雑志の記述が間違ってることを発見。江戸時代でもドジ踏むヤツがいたんだナーと、安心した次第、でも間違いは間違いです。どうも先行資料に引きずられたらしい。今も昔も地史はあてになりませんワ。地元の歴史好きな有力者(土地ゴロ、ですかな)に書かせるからこんなことになるんですけどね。まあ、一概に責められんことはあるんですけどネ。皆オカミに弱いモンですから、信じちゃうワケ。罪ですなー。あとは研究者(と思ってるヒト)がイカン!力(チカラ、です)がないなら、無理しなきゃイイのに。