捲土重来

科研費はまたもや不採択でありました。新設・時限(3年限り)のジャンルなので希望を捨てずに(以前はジャンルもなく、社会学なんだか地理学なんだか、ヌエのようなジャンルでした。あのアホなジェンダーが分野に容れられてるのに、です。観光学ってジェンダー論以下かい。)はいたんですが、どうも観光史は旗色が悪いみたい。ま、研究者自体いないので、(私以外はネ)こうした結果はわかってはいましたが、昨夜はまたもやヤケ酒(笑)であります。

 ま、それはともかく、学内で研究費の予算が出たので、今年も研究活動ができます。(あ、予算出なくてもできるんですけどネ。一応それなりの給料は貰ってるので。)今年は韓国・全州での「平安時代の海水浴」から始めて(これの締切が一番早い)、夏には「開墾合資会社」の調査・研究、12月アタマの案内業者に関する講演の資料作成(2本ほど書いた論文にさらに加筆してパワポにしたいと考えてます、ちょっと現役の通訳・ガイドにはキビシイ話なんですが、ま、弁護士だってその昔は三百代言って言われてたんですから、まけといて頂きましょう。大体、ここらへんの資料を漁ってる研究者っていませんから。)あとは、ゲイシャ論(フジヤマ・ゲイシャの片割れとしての、です。芸者の淵源から、サラッと書いてみたいのですが、フジヤマより難しそう。場は確保してあるので、フジヤマよりページ数を増やして、日本語訳も入れたいと考えてます。大体、資料が限られており、アタマの古い、つーか、ワルイのが書きなぐったものもある、結構あります、ので玉石混交の中で賽の河原をやります、ナニ、一つ積んでは母のーためー、ですな。それから科研費。昨年は根性入れて、メシタキ女にもわかるように(あ、白楽天にならいました)書いたんですが、メシタキ女以下だったようで、今年はレベルをぐっと落として書かねば。それから、学内の紀要(予算はついたのかな)にも書いて、と。いやいや、遊んでるヒマがない!