王立海濱院

さて、シラバスもできあがり、新学期の準備が整いつつあります。来期は「観光地振興論」・「観光地歴論」・「観光文化・社会論」(「CS理論と実践」もあるのですが、観光関連からは外すことにして)を新規に開講します。振興論以外は4大での講義になりますので、張り切って前任者のシラバスをなで斬りいたしました。4大生、首を洗って待つべし。短大の「観光概論」終了生より知識が不足していたら(ああ、第2講でレベルチェックのテストを実施する予定です)ぶっ飛ばしモンです。もちろん、教えたセンセが悪いわけでなく、自分たちの責任ではありますがネ。

 前ふりが長くなりましたが、ようやく標記の論文が整い始めました。何とか来週中にカタをつけたいものであります。貧民救済、結核対策、幼児優先など日本の海濱院とは趣旨が大分違いますが、そこはそれ、200年も続いたところですから、それなりに研究する価値はあるというものです。まあ、日本の海濱院に関する論文は一本もない(どころか、私以外言及したものもない)ワケですから、pave the wayというところでサクッと書いてみます。ああ、論文のPDF化も頼まねば。