3本目が仕上がって①

学内の紀要に載せる論文(今年3本目)がようやく仕上がりました。いやいや、締切が急に3週間も伸ばしてもらえたモンですから、少しダレまして紀要委員会の委員長に迷惑かけました。(少し遅れるんなら「猶予」!を、もっと遅れて翌月に出すなら「懺悔」じゃー!なんてお茶目なヒトなんです。)明治32年のオーストラリア人向けガイドブックですから、まあ特注品で、今ならロンリープラネットでもかなわない、といったところでしょうかね。この参考文献も結構オモシロイ物がありまして。某NYK社に運賃の資料をお願いしたら、読みにくいPDFをお送り下さったその後のメールで、「言い忘れましたが、通貨はドルです」ときたモンだ。「磅」が読めなかったとみえます。でもねー、確かに現在オーストラリアはドルですがね、アンタ、「磅」も読めんでよく歴史博物館にいるねー、と感じいった次第。ま、百二十年史に「藤の花に蛇籠(へびかご)」って書くくらいのところ(ああ、大会社ですけどネ)ですから磅=ドルでも仕方ないかしらん。