論文の進み具合②

いやー、やっとケンペルの日本誌のドイツ語版を入手いたしました。フラクトゥール体と言うのだそうですが、それで書かれているのでサッパリ読めませぬ。しかし、手引きはあるわけですから、1779年製の英語版を頼りにしたら、大間違い。サッパリ頼りにならんどころか、ドイツ語の綴りを間違えております(普通、日本人にこんなこと指摘されるかねー。)。馬鹿はどこにでもいる、と思ったんですが、外国にもいたんですねー。(どこって、日本のことかい、と思ったアナタ、大正解。ま、それはおいといて。)でも、お蔭で、原文至上主義が貫けましたです、ハイ。

 でもねー、日本語の場合(バヤイ、かな)旧かな遣いの他に候文、変体仮名などあるわけですから、勉強しなけりゃならんことは多々ありますが、先生方、教えてます?あるいは避けてます?観光史がやっと陽の目を見るようですが、ここらへんができなくて対処できるのかしらん。お願いですから、馬鹿の拡大再生産にならんように。