土用には鰻もいいけど丑湯もね①

もう7月に入りました。あと3週間もしないうちに土用の丑の日が。今年は7月21日(一の丑)と8月2日(二の丑)が土用の丑の日です。(論文紹介のところで土用丑の日の「丑湯」と「丑湯祭り」についての拙稿を掲載してありますので、興味のあるかたはそちらもどうぞ。)

 さて、今回のタイトルは先輩のハーブ農場の求めにより作成したキャッチコピーであります。つまり、鰻を食べるだけじゃなく、ハーブを入れた丑湯に入りませんか、というおサソイなのであります。

 昔の温泉場などでは、丑の日の丑の刻に入ると一年間無病息災だ、というので、番頭さんたちが湯治客を夜の夜中にたたき起こして回ったのだそうであります。石川県にも昔はかようなウルワシイ風習(夜中にたたき起こしはしなかったようです)があったのに、すたれっぱなしです。せっかくりっぱな総湯なんてものをこしらえても、これじゃねー。(続く)