アマミノクロウサギの話

 少し話題をかえて。因幡の白兎を外国人に紹介した富士屋ホテルの主人も鰐鮫をCROCODILEと書いてます(困ったものですが、今更叱るわけにもいかず、あ、この本の題は「わしら、日本人」WE JAPANESE といいます)。また、何年か前に絵本で白兎がクロコダイルの上を跳ねてるのを見てびっくりした覚えがあります。(最近は見かけません。)絵本といえば、「ジャックと豆の(  )」カッコに何を入れますか。「木」だと思うでしょ。ブー!「つる」が正解!?確かに豆は植えても「木」にはなりませんが、ここまでくるとくそリアリズム。

 奄美観光大使を拝命しておりますので、ちょっと奄美について。表題のアマミノクロウサギを分解すると、「奄美 野 黒兎」となります(つまり、奄美にいる、黒い野ウサギなわけ)。でもイナバノシロウサギが刷り込まれているもんですから、みんな「奄美の黒ウサギ」にしちゃうというわけです。でも、古事記ってそんなに読まれてたかな。