日本の海水浴(場)に関する知見④

 ふたたび、「海水浴の大衆化」ですが、海水浴は最初から大衆のものでした。「上流階級」といいますが、足軽のこせがれが成り上がったのを上流階級と呼びますか?それはいいとして、海水浴そのものはシーボルトが学生に教えた授業の筆記録に出ています、1830年。これが、外国人の輸入した健康法でしょうか?病気の治療法です。病気の治療に上流階級・下層階級の差がありますか?(航空機内で病人が複数出ました。エコノミークラスの旅客は払った運賃が安いから後回しにされますか?)避暑にしても、何から何まで外国人が持ち込んで日本人が模倣したという考え(これは外国人コンプレックスだと思います)はやめるべき(頭では思っていても、論文には出すべきではないでしょう。)ああ、上流階級!の模倣説を唱える方は、因幡の白兎のお話を海水治療の好例だと言うんです。あなた、日本人?(続く)